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【掲示板】7月21日おでライ・再追記あり

入稿しましたので、改めてお知らせです。

『おでかけライブin宇都宮169夏まつり2014』
日時:2014年7月21日
サークル名:趣味屋
スペース:B14

新刊
『異世界紀行』
A5版・64頁・400円
フルカラー表紙(表紙絵は福屋花さん)
内容はパロディ・パラレルの短編集で、Web再録に加筆、修正した物+5月にコピー本に収録した書き下ろし+今回の書き下ろし。

既刊二種も持参いたします。
そして今回も来年のプチオンリーのチラシを配らせて頂きます。
当日はコスしてスペースにいる予定ですので、参加される皆様よろしくお願いいたしますm(__)m

福屋さんがピクシブに表紙絵をUPしてくださいました~
可愛らしい表紙をぜひご覧ください(*´∀`*)
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お弁当屋の彼女②

昼休みの時間。
僕は今日、久々にあの弁当屋へ向かう。
毎日店番をしている可愛いあの子に、僕は少し前にプロポーズした。
しかし何故か思いは伝わらず、落ち込んだ僕は食欲も無くし、昼食は毎日ゼリー飲料で済ませてしまっていた。

だがこんな事ではいけないと、僕は今日もう一度アタックする為に彼女に会いに行く。

「いらっしゃいませ!」
彼女の明るい元気な声が、僕の耳に心地好く響く。
「こんにちは」
「あ、お客さんお久しぶりですねっ」
覚えられていた事が嬉しくて、つい笑顔になる。
「最近急に暑くなったから食欲も無くて…」
「何だかちょっと痩せました?ちゃんと食べなきゃダメですよ」
心配そうに言う彼女の言葉には押し付けがましい所が無く、僕は素直に頷いた。
「そうだね。今日は何にしようかな」
「最近、新作も増えたんですよ」
そう言って彼女はにこにこと笑う。
初夏の日射しの中、薄着になった彼女の体のラインがエプロンごしでも良く分かる。
その柔らかそうな曲線に見惚れた僕は、つい思った事をそのまま呟いてしまった。
「君…美味しそうだね」
言った後で、しまったと思ったが遅かった。
恐る恐る見た彼女は、やはりきょとんとした顔で僕を見ている。
これじゃただのセクハラじゃないかと後悔した時、彼女は何故かにこっと笑った。
「そうなんです!このロコモコ丼、黄身の半熟加減が絶妙だって好評なんです!」
「――え?」
「でもロコモコ丼って、ちょっとお野菜が少ないんですよね」

気が付くと僕はロコモコ丼とサラダの入った袋を手に、彼女の温かな言葉を背中に受けていた。
「ありがとうございました!またいらしてくださいね」

あぁ、また来るとも。
愛しい君の頼みを断るはずないだろう?
気温が30度に近い中、そう思いながらも、僕の心はクールビズ並に寒かった。



SNS初出2014年5月30日

お弁当屋の彼女①

まだしばらく新しいお話をUP出来そうにないので、少し前にSNSに投下した短く軽いお話を。



僕の名前は珀黎翔。ごく普通のサラリーマンだ。
入社してから今まで、昼食はいつも社食で済ませていた僕が、最近通いつめているのは一軒の弁当屋。
父親と娘の二人で切り盛りしているという小さな弁当屋だが味は良い。
それに、接客している店主の娘である彼女がとても可愛い。
笑顔が素敵で明るくて、くるくるとよく動く働き者だ。
いつの間にか彼女に恋したらしい僕は、意を決して彼女にプロポーズする事にした。

「いらっしゃいませ!」
「こんにちは。あの……」
人生でこんなに緊張したのは初めてだ。
ずっと考えていた言葉が喉にひっかかって出てこない。
「今日は何にしますか?いつも通り日替わりにします?」
にこにこと笑う彼女に癒されながら、僕は勇気を振り絞った。
「あの、僕は君の……君の手料理を毎日食べたい、です」
何故か敬語になってしまったが、何とか伝わっただろうか。
一瞬きょとんとした彼女が、すぐににっこりと微笑んだ。
まさか、OKなのか!?
「この店のお弁当をそんなに気に入って頂けて嬉しいです!これからも毎日いらしてくださいね!」

――気が付くと僕は今日も、日替わり弁当を手にしていた。



SNS初出2014年4月28日
プロフィール

*へもへも*

Author:*へもへも*
『狼陛下の花嫁』の二次創作小説がメインです。

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